映画の内容、ネタバレを含むのでご注意を さて、観てきました、細田守さん監督作品、バケモノの子
チラリとレビューは見ていたけど3.8と微妙な評価
実際の所…まぁレビュー通りでしたね。
とはいえ、前半は本当に良かった
前半だけに評価を入れるなら問答無用の5と言いたい程に
キャラクターは素晴らしく、つかみもいい、そして何よりもこの世界観には感嘆の声をあげたくなる程
アニメオリジナル作品として、映像として観てみたかったものが現実に！
と思うまでに素晴らしかった。
九たの成長過程か修行の描写や仲間とのふれあいも凄く良かった
この先どうなるのか、決闘とは？
疑問や付箋となりそうなものも沢山あってワクワクできた。
大学や父終の辺りもまぁ…まぁこれも斬新だったし、先の展開が一気に読めなくなってドキドキした
世界観の切り替えの描写も凄まじく良かった。
すべての評価を下げたのは正にラスト
決闘終わりからの展開は…残念で仕方がなかった…
何となく読める展開が続き
決闘とはいえ、前半に培った思想や力が出たのは、二人でいればこその愛のみでの勝利
足のステップや修行の成果はあまり影響無く残念でも有り
人の闇を描く、だからバケモノ達とは一線を越えてはいけない
という発想はとても良かったけど
表現が直接的で、物事を力づくで表現し過ぎてた。
闇の描写…確かに穴、というのもわからないでも無いけど…
こうもいきなり超人化されては付いていけない
そしてまぁ超人化までは良い
何故人間界に行き破壊したのか？
人間を憎んでるから？それにしたって九たの為だけに必死過ぎる
二つの世界のバランスが崩れるにしてもいきなり過ぎた…
そして何故そこまで鯨なのか、そのパワーは一体なんなのか？
力にしてもそこまでの破壊力はなんなんだ…
拾ってこられたのに何故人間界の生き方を知ってる…？
カットされたのかもしれないけど…
全てが突然過ぎて訳がわからなかった
ラストバトルに関してはもはや悪い意味で超越してて、何と戦ってるのかを忘れるw
人間の闇の葛藤を描いてて
父親の存在の大きさや愛を表現したのかもしれないけど
彼女今とても邪魔、神様になると何故救えるのか…そんな簡単になれんのかよと
そしてラストバトルの決着…前半で培った音のステップで弱点を…とかだったら付箋回収もあったろうが
鯨になる前に出てくるの結構前から気付いてたし、そもそも本体攻撃して意味があるのかという謎のまま決着の勝利
心の剣…もっと違う形で…剣になって守ることを選ぶとか
対面の間があって感動シーンとかなら泣けるくらい前半で感情移入は出来てたので
ひたすらに残念だなっていう悔し涙…
フィナーレに関しては何故君はいるの？という疑問に
大学の参考書ww色々ぶち壊しているw
無理やり丸め込んで花火とともに散っていく回収されない疑問の数々…
あの母親の残像とか…そんな出す必要あったかな…
成長したのかしてないのかわかりにくかった…
映像と前半シーンは…本当に良かったです。
ただ、ただ…後半が残念でならない作品でした…。
獣人好きの私としては…とても期待していたので…前半を思い出に焼き付けたいと思いますwww
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