ネタバレを含みますのでご注意!
個人的評価=★★★☆☆
見よう見ようと思っていた作品の一つ
レズビアンの映画には興味があったんだけど中々どれをみていいやらと
そんな時にスピルバーグ監督が選んだとあれば興味も沸いて・・ミーハーですから
ざっくりと言えば、なんともリアルといいますか・・・
出逢い方とか、付き合うまでの経緯とかは本当、絵物語のように劇的で美しいんだけど
ですよねー!!ってなっちゃう展開。
もっとリアルにすればドロドロなんだろうけど
等身大に近いレズビアンの恋愛、というか、あー!わかる!っと共感出来る部分は多かった。
同性愛者の雰囲気や傾向というのは万国共通なんですね。
性の垣根を訴える映画とかではなく。本当にレズビアンの恋愛模様にピックアップして
掘り下げた作品だったなぁと思いました。
気になったのは、エマの心情や生活の描写があまりなかった所
まぁ、だからこそアデルの心境が分かりやすくて共感しやすかったのかもしれないけどね
どうだったんだろうね。本当は一途に想ってたんだろうか・・だからこそ許せなかったのかな
でも最高の恋人だったからこそ書き続けたのか・・・
自分はエマの方向だから・・・wなんとなくわかるけど、あそこまでストイックにはなれないから
アデルの女性らしさというか、初恋の時や、抑えきれない感情とか、悲しさはとても共感できた。
普通の女なんだけど、だからこそエマのような別の世界に憧れるのかな。
けど、そこがネックだったんだよね。
ハッピーエンドといかないのがヨーロッパの映画w
もうねー。最後が辛かったなぁ・・・
でも、よりを戻してもきっと続かないんだよね、違いすぎるんだよねぇ
けど一番愛した人。みたいな。
ふっきれた最後ってわけでもなくて・・・そこらへんもとてもリアル。
この映画の中で、私が一番共感をもてたのは、アデルの悲しみと初恋の時。
泣き方っていうか、あの、なんていうの、恋愛特有のどうしようもない悲しみの表現は素晴らしかったです。本当に。
濃厚なベットシーン!と謳われてましたが。そこまででは無く。
でもアデルの家でのセクロスシーンはとてもリアルに、そしてとてもドキドキしたね。
二人の中でもあれが最高の一時だったんだろうか。
ちゃんとした濡れ場シーンはあれだけったような・・?
ノンケさんでも、レズビアンってどんな恋愛すんの?って方にもオススメ出来そうな作品。
結構色々とオブラートには包んであるだろうけどw
とても等身大に近い一本でした。
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